StudySapuri Product Meetup を開催しました #sapurimeetup

Quipper で Engineering Manager をやっている @ohbarye です。

2018-07-19 (木) に StudySapuri Product Meetup というイベントを開催しました!本記事では同イベントでの登壇者の発表内容とスライドを、司会を担当した私から一言添えつつご紹介します。

techplay.jp

弊社のプロダクトチームがスタディサプリの名前とともに表に出たのはこれが初めてではないかと思います。それにも関わらず定員120名に対して事前申し込みが400件超えという盛況ぶりで非常に嬉しい限りです。

また、来場いただいたうえにソーシャルでも盛り上げていただいた方々、本当にありがとうございます。イベントの感想は togetter にまとめましたので興味がありましたら是非こちらもご覧ください。

トークの紹介

スタディサプリの事業フェーズとBiz視点から見た事業構造

CyberAgent 子会社での社長経験を経て @kenta-takubo が Quipper に入社した理由、スタートアップ→脱スタートアップ→大企業と成長していく事業フェーズの推移、その中でのQuipperの立ち位置について話しました。

私も、ある程度成熟してエンジニアリングとビジネスの両輪がうまく噛み合って走り始めるフェーズが好きです。

このフェーズの特徴としては

  • エンジニアのプロダクトへの貢献度が高まる
  • 貢献度合いを定量的に分析する余裕が出てくる
  • 何でも屋よりは各分野(デザイン・エンジニアリング・ビジネス)のスペシャリストが集まってくる
  • 技術的負債と戦略的に戦えるようになってくる

などなど。

もちろん良いことばかりではなく相応の成長痛もあります。しかし楽しめる幅が確実に広まってくる実感があります。

BtoBプロダクト開発の現場 - forTeachers に最速で価値を届けるには -

主に日本の学校向けの機能を開発するチームに所属する @kechol によるBtoB話です。

BtoBのwebサービスに対しては「地味」「つらそう」といった声を聞くこともあります。しかし、ご存知の通り世の仕事の大部分はBtoBビジネスです。BtoCで小さく始まったスタートアップでも安定して高い売上をあげるため、BtoBビジネスに手を伸ばす、なんていうのはよく聞く話ではないでしょうか。

たしかにステークホルダーが多く、頻繁なリリースやリニューアルは忌避されがち。BtoCに比べて挑戦や実験の余地は少ないかもしれません。それでも、そうした状況の中でいかに戦っていくか。エンジニアとしての楽しみをどうやって見つけていくか。弊社の創意工夫を理知的に語ってくれました。

特に以下の2点は持ち帰ってもらいたい大事な点とのことです!

  • 「何を作るのか」をきちんと定義することで「届ける価値の大きさが変わる」
  • 「どのように届けるのか」を工夫することで「届ける速さが変わる」

React Nativeを活用したアプリ開発体制

日本でも有数の React Native 知見を持つ @hotchemi からスタディサプリのアプリ開発について。当イベント内で Tech 色が最も強いトークでした。

React Native によって Quipper のモバイル開発に Web engineer を巻き込んで開発をスケールできたこと、React Native とはいえUI体験を妥協しないこと、作ったものはOSSとして公開していくこと…等について話しました。

Quipper は新技術への挑戦と知見の公開を恐れない会社だという最後のメッセージは力強いものがありましたが、それを加速させているのは間違いなく @hotchemi の手腕でもあることを併せてお伝えしたいところです。

事業成長によるエンジニアとデザイナーの関係性の推移

Quipper 創業間もない時期から参加したデザイナー @takeshiugajin によるトークです。

事業フェーズの移り変わりに応じてデザイナーに求められるものが変わっていった話に始まり、その中で体制を立て直すために足踏みせざるを得ずにもどかしかった停滞期を抜け、よりデザインチームが成長していくための残された課題について語りました。

なかなか表舞台に出ることのない弊社のデザインチームと歴史の話について詳しく知りたい方はぜひ資料をチェックしてみてください!

Quipper における SRE チームの紹介 ~僕が SRE になった理由~

Web Engineer として入社し、React Native によるモバイル開発を経てSREチームに移った @yuya-takeyamaトークです。

「Quipper のプロダクト開発を最高にする」

使い古された「最高」という言葉を、竹山自身の言葉で4つの要素「Ownership」「Borderless」「Agility」「Reliability」に分解して説明してもらいました。

これらを成り立たせるためだけでなく、彼がやりたいことをやっていくこと、他人の作業効率を最大化するためになすべきことをやっていくことが両立できる環境。

そう、これが ”彼がSREになった理由(わけ)”…。

スタディサプリ開発チームのこれまでとこれから

弊社 VP of E の @kyannyスタディサプリ開発チームの展望について語ってもらいました。

Quipper は日本でもアジア圏でも勢力拡大中ではあるものの、まだまだ価値を届けられていないエリアは世界中に存在しています。世界の果てまで届けるには”スッゲーーーがんばんないといけない”し、”マジにならないとダメなんだ”という熱い想いを語ってくれました。

スタディサプリのユーザーである受験生の言葉でいうなら、”ガチる”、です。*1

プロダクトチームとしてのイベントをやるということ

最後にイベントオーガナイザーの私 (@ohbarye) から、このイベントにかけた思いを少しだけ述べさせてください。

一部を除いて、世の中には1人でサービスやプロダクトを開発してる人はいません。スケールしていくには他職種とコラボレーションして仕事するなんて当たり前で、1人でできることなんてたかが知れています。

一方で、他職種とコラボレーションして開発していく知見を公開するような場とか、あえて職種を混ぜて自分と異なる立場の人の考えを聞いたり意見を交換したりできるミートアップがあまり無いな、と思っていました。Developer Meetup や Engineer Meetup は世に沢山あるにも関わらず、です。

Quipper も色んな職種のメンバーが協力しあってスタディサプリというプロダクトを作っている。だからその知見を公開しても良いんじゃないか?そんな思いを込めて、Developer Meetup ではなく StudySapuri “Product” Meetup を開催しました。

登壇者が自分と異なる職種のときこそ注目したくなるようなイベント。「うちの会社のデザイナーはどんな考えをもって仕事してたかな」と考えさせられる。イベントを終えて日常に戻ったときに「そういえば Quipper 社のSREがこんなこと言ってたんだけどうちの会社はどう?」とか。そんな何気ない考えや会話がこのイベントを通じて生まれたのなら、それはとても嬉しいことだと思います。

これからも知見を公開していきます!

会社としてのイベント運営の知見がほとんどない中で手探りだったにも関わらず、無事にイベントを終えられたのはひとえに一つの目標に向かって協力できるチームがあったからだと思っています。

このイベントを通じて得られた知見・反省については後日また別の記事でご紹介したいと思います。

Quipper はこれからもプロダクト開発など様々な知見を公開していきますので今度ともよろしくお願いします。

また、そんな Quipper Product Team に参加したい方はぜひ以下の採用ページからご応募ください!まずはカジュアルに話を聞いてみたいという方向けにカジュアル面談も実施していますのでそちらも是非どうぞ!

https://www.quipper.com/career/Japan/

*1:もともとは相撲部屋やプロレス界の隠語として用いられ、2008年頃にインターネットで使われるようになり、今あらたに高校生の言葉でも使われているらしいです。「本気になる」「本気でやる」という意味